2023年2月の記事一覧

今和次郎コレクション:雑誌の特集に掲載

X-Knowledge刊行の「建築知識」の特集に掲載
[特集]日本の家と街並み 明治・大正・昭和

X-Knowledge(エクスナレッジ)刊行の雑誌「建築知識」内の特集で
本学のコレクションが使用されました。

◆掲載雑誌
2023/2/20発売 「建築知識」2023年3月号
日本の家と街並み 明治・大正・昭和

◆掲載資料
今和次郎集 3巻 図15、図54
今和次郎集 4巻 図64 

◆掲載内容
”本特集では、幕末以降の建物と街並みをフルカラーイラストで徹底解説!!
洋風の住宅、近代の民家、都市部の長屋やアパート、京都の街並み、
世界遺産となった軍艦島、バラック建築などなど、建てられた経緯や
そこでの暮らしぶりなどを幅広く紹介します。
これを読めば、幕末から高度経済成長期までの、日本の家と街並みの歴史が
すべて分かります!”

X-Knowledge HP>建築知識:https://www.xknowledge.co.jp/kenchi


今和次郎コレクション:パネル展にて使用

仙北市立田沢湖図書館にてパネル展示
「生保内セツルメントハウスと設計者今和次郎」ミニパネル展

仙北市立田沢湖図書館にて、東北セツルメントの1つである「生保内セツルメント」
に関するミニパネル展が開催され、そこでセツルメントの設計者である
今和次郎が紹介され、本学のコレクションが使用されました。

◆”セツルメント”とは?
貧しい住民の住む地区に宿泊所・診療所・託児所などを設け、
住民の生活向上のために助力する社会事業や、その施設のこと

◆パネル展の日時
場所:田沢湖図書館2階ホール
日時:2023年2月1日~3月26日までの開館日

◆提供資料
生保内セツルメント 平面
生保内セツルメント 全景投影図 等

◆パネル展の内容紹介
生保内セツルメントの懐かしい写真や、今和次郎の紹介パネル、関連資料等を展示



今和次郎コレクション:旧家屋移築プロジェクトで使用

「旧渡辺甚吉邸移築プロジェクト」にて今和次郎コレクションを使用

「旧渡辺甚吉邸移築プロジェクト」において、渡辺甚吉邸の工事報告書や
紹介資料に、本学のコレクションを提供しました。

◆工事名
旧渡辺甚吉邸移築復原工事

◆渡辺甚吉邸の特徴 ※取手市HP抜粋
イギリスで生まれたチューダー様式を用いた昭和初期の洋風住宅で、
平面計画から細部装飾まで緻密な設計が施された我が国のチューダー様式住宅の
傑作と評価されています。また、設計に携わった人々が判明しており、
当時の設計や計画図面などが現存しているのも大変貴重です。

◆提供資料
・『旧渡辺甚吉邸内装図面 ナイフとフォーク(6点) 意匠様式演習帳』
 にある図面2点
・『デザイン(食器・家具)年代不明 レリーフ・壁画他 1934-1946』
 にある図面2点
・渡辺甚吉邸関係今和次郎図面およびスケッチ

◆旧渡辺甚吉邸移築プロジェクト内容(プロジェクト概要を一部抜粋)
”1970年代、東京・白金台のある住宅が小さな注目を集めました。
その後の調べで、それが昭和初期の日本住宅建築における傑作であり、
後世に残すべき文化的価値の高い建築物であることがわかってきました。
この洋館は、全体計画は洋風住宅の設計会社・あめりか屋の技師長だった山本拙郎、
設計はエンド建築工務所の遠藤健三、細部装飾は「幻のデザイナー」と称される
今和次郎。この3名が手がけた旧渡辺甚吉邸は、その傑出した造りから「奇跡の住宅」
と呼ばれることになります。しかし2016年、時代の流れから取り壊しの危機を
迎えます。研究者や有識者が結集して甚吉邸の緊急解体と部材保管を求める
要望書がまとめられ、「旧渡辺甚吉邸移築活用プロジェクト」が開始されました。”

◆旧渡辺甚吉邸移築活用プロジェクトURL:
http://www.maeda.co.jp/works/report/genba/65/

◆取手市HP:(文化活動・観光)
https://www.city.toride.ibaraki.jp/maibun/bunkakatsudo/rekishi/oshirase/jinkititei01.html