2022年7月の記事一覧
今和次郎コレクション:資料66点を一般公開
東京駅構内「東北へのまなざし1930-1945」に出展
今和次郎コレクション66点を、2022年7月23日(土)から9月25日(日)まで
東京ステーションギャラリーで開催される「東北へのまなざし1930-1945」にて一般公開します。
本展示では、今和次郎をはじめとした研究者や芸術家が残した東北の
建築スケッチ、生活家具、作品や手記から、1930 年代に東北地方で育まれた
豊かな文化を再検証します。
詳しくは工学院大学ホームページ内の記事をご確認ください。
◆工学院大学ホームページ
Home>2022年度のお知らせ>工学院大学、今和次郎コレクション資料66点を一般公開
今和次郎コレクション:WEBコラムに掲載
WEBサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」内コラム
「一瞬のバラックを求めて」 WEBサイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」のコラム
中川武様(博物館明治村館長、早稲田大学名誉教授)ご執筆の
「一瞬のバラックを求めて」内で今和次郎コレクションが使用されました。
◆掲載資料
震災バラック調査スケッチ「震災バラックの思い出」『民族と建築』1927年2月
◆掲載内容(コレクションに関わる記述を一部抜粋)
「今和次郎の「バラック装飾社」の理念は、単なるバラックの洗練化ではなく、
かつて東南アジアの発展途上国でよく見られた彼らの生活手段である貧しいジプニーを
驚くような創意と熱意で飾り立てていたことを想起させる。
大きな災害にあった人が、もっと悲惨な目にあった人に対して、自分の状況もかえりみず、
思わず無償の援助の手をさしのべてしまうことがあるように、〈被災・貧困〉と
〈復興・意欲〉の不思議であり、切実でもある関係とそれは似ているのかもしれない。」
◆掲載内容(コレクションに関わる記述を一部抜粋)
「今和次郎の「バラック装飾社」の理念は、単なるバラックの洗練化ではなく、
かつて東南アジアの発展途上国でよく見られた彼らの生活手段である貧しいジプニーを
驚くような創意と熱意で飾り立てていたことを想起させる。
大きな災害にあった人が、もっと悲惨な目にあった人に対して、自分の状況もかえりみず、
思わず無償の援助の手をさしのべてしまうことがあるように、〈被災・貧困〉と
〈復興・意欲〉の不思議であり、切実でもある関係とそれは似ているのかもしれない。」