特別コレクションニュース

今和次郎コレクション:雑誌に掲載

月刊雑誌「東京人」に特集掲載
[座談会]今和次郎没後50年 受け継がれる「知の泉」

都市出版株式会社が発行する雑誌「東京人」内の
工学院大学学術情報センター工手の泉 工学院タイアップ記事にて、
今和次郎コレクションが紹介されました。

◆掲載雑誌
月刊「東京人」2023年6月号
 [座談会]今和次郎没後50年 受け継がれる「知の泉」

◆掲載資料
今和次郎のポートレート
「関東大震災後のバラック研究」
「東京銀座街風俗記録」より「統計図案引」
「丸ビルモダンガール」散歩コース

◆掲載内容
[座談会]今和次郎没後50年 受け継がれる「知の泉」 工学院大学学術情報センター工手の泉 
 藤森照信(工学院大学特任教授)
 黒石いずみ(福島学院大学マネジメント学部教授)
 野澤 康(工学院大学副学長)
 初田香成(工学院大学建築学部准教授)


今和次郎コレクション:NHKの動画で使用

NHK WORLD-JAPANの動画放送で使用
「TOKYO SCANNING」

NHK WORLD-JAPAN(日本とアジアの情報を動画放映するNHKの国際サービス)
内の今和次郎の考現学について紹介するシーンに、本学のコレクションが使用されました。

◆掲載媒体
NHK WORLD-JAPAN 2022年3月25日放送
TOKYO SCANNING

◆掲載資料
今和次郎「東京銀座街風俗記録統計図索引」 1925年

◆掲載内容
NHK WORLD-JAPAN HP:TOKYO SCANNING March 25, 

今和次郎コレクション:書籍に資料掲載

書籍「ヌードの東アジア 風俗の近代史」に資料として掲載

井上章一氏 <国際日本文化研究センター所長> 、斎藤光氏 <京都精華大学教授>
の著書「
ヌードの東アジア 風俗の近代史」中に掲載する資料として、
本学のコレクションを提供しました。

◆掲載資料
銀座のカフェー服装採集1・2

◆書籍内容(HPより抜粋)
”〈われわれの生活はどこからやってきたのか日本・朝鮮半島・中国。
近代風俗からわかる文化の差と溝東アジアにおける現在のライフスタイルは、
近代以降、西洋の文物が地域ごとに独自に根付づく中で生み出されてきました。
本書では、日本を中心に、中国や朝鮮半島の衣食住、生活風俗の近代化を
ヌード、ストッキング、婚礼衣装、日本映画など、意外な切り口から問い直します。
現代の生活風俗に辿り着くまでの道すじ、その差異を比較することで「近代化」という
ワードではひとくくりにできない私たちの生活を再発見できる一冊です。”

 

今和次郎コレクション:新聞の特集に掲載

株式会社日本経済新聞の「NIKKEI The STYLE」に特集掲載
東京の「今」見つめた観察眼 今和次郎の考現学

株式会社日本経済新聞が発行する「NIKKEI The STYLE」内で
今和次郎の特集が組まれ、本学のコレクションが使用されました。

◆掲載誌
2023年3月3日発行 NIKKEI The STYLE
東京の「今」見つめた観察眼 今和次郎の考現学

◆掲載資料
K0030_2_1 丸ビルモダンガール散歩コース
K0030_46_1 女人ノ髪ノクセ研究ノ整理図

◆掲載内容(コレクションに関わる記述を一部抜粋)
“100年前、関東大震災で瓦礫(がれき)の山と化した東京。
復興の途上、新しい生活や風俗を得意のスケッチで記録し続けた学者がいた。
「考現学」の生みの親、今和次郎(こん・わじろう)だ。
過去を調べるのが考古学なら、考現学は目の前の出来事が相手。
カフェ店員の服装、街ゆく人の髪形……。膨大な記録の数々は、
人々の暮らしや復興の力強さを描き出す。
路上を見つめ続けた今和次郎の視線は、形を変えながら生き続けている。”

今和次郎コレクション:雑誌に特集掲載

竹中工務店の季刊誌「approach」に特集掲載
[特集]今和次郎震災バラックから始まる考古学

株式会社竹中工務店が発行する季刊雑誌「approach」内で
今和次郎の特集が組まれ、本学のコレクションが使用されました。

◆掲載雑誌
竹中工務店発行「approach」2023年春号
 [特集]今和次郎震災バラックから始まる考古学
 ・今和次郎という衝撃(文=藤森照信)
 ・考古学前夜―二人の佐藤と今和次郎(文=米山勇)

◆掲載資料
今和次郎肖像写真
今和次郎スケッチ「
新潟・関川村の民家
考現学採集 等

◆掲載内容(コレクションに関わる記述を一部抜粋)
”今が、バラック装飾社の活動に引き続いて始めたのが、大正14年(1925)の
「考古学」だった。例えば吟佐の該当に立って道往く人々の服が和か洋かを記録し、
時には洋の女性の後をつけてどんな店に寄るかを調べる。銀座だけでなく深川の
貧民街へも郊外の住宅地へも出かけ、そこに展開する物品的世界を絵で記録するが、
決してインタビューのような踏み込みはしない。移り行くもしくは移りゆかない世相
風俗を目を通してだけ現象的に記録し、展覧会やジャーナリズムを通して発表する。”
藤森照信「今和次郎という衝撃」approach2023春号,2023年,p5)

雑誌URL: 竹中工務店季刊誌「approach」2023春号
※ホームページから本文の閲覧が可能です